中国語の発音は難しい?

 よく、中国語は文法は簡単だが、発音は難しいと言われますが、この言い方は誤りといってもいいと思います。
 外国語の発音は往々にして日本語のそれと異なる場合が多く(簡単だといわれるドイツ語でさえも、巻き舌のRは難しいですし、変音(ウムラウト)も日本語の発音と全く異なるため、困難を覚える人は少なくないと思います)、かかる意味において、あらゆる外国語の発音は日本人にとって難しいのであり、何も中国語に限ったことではないのです。ただ、中国語の方が他の外国語よりも綺麗に発音すること(=日本人訛りでないこと)が求められ、学習意欲を必要とするのは事実です。

どの外国語も日本語にはない発音があります。慣れない発音をするのは困難であり、かかる意味において、どの外国語の発音も難しいといえます。

 また、これは飽くまで個人的な経験に基づく話ですが、実は(もし中国語も英語も綺麗に発音しようとするのなら)中国語の発音は英語のよりも実は学習が遙かに容易です。例えば、英語のように、文中の位置によって音を省略するとか、アクセントを知るのに複雑なルールを覚えねばならないとか、aの発音が何種類もあるとか、そういったことは一切ございません。また、前置詞等を弱く発音するとか、前後の言葉をつなげて発音するとか、そういった(理論・理屈に頼らない直感では)ネイティブや帰国子女にしかわからないような技巧を用いたりしない、つまり一語一語丁寧に発音されるので、英語よりも遙かに聞き取りやすいです。
 実は、細かいことを言えば、色々あるのですが、所詮細かいことにすぎません。英語などでは、そういった(我々にとっては)細かいことが重要な役割を果たしているために、帰国子女でない限りは一々細かいことを覚えねばならず、相当の訓練を必要とするのですが、中国語に関していえば、そういった細かいことを覚えなくてもほとんど差し支えがなく、一~三ヶ月ほど集中的に訓練すれば、すぐに物にすることができます。

英語など印欧語に比べれば、中国語の発音は遥かに簡単であり、訓練さえすれば(帰国子女でなくても)誰でも綺麗に発音できるようになります。

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